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駐車時の防犯テクニック

どうやって停めるかを常に考えよう

大切な愛車を盗まれないためには、様々な対策ができますが、第一歩となるのはよく考えながらバイクを停めることです。
考えると一口に言っても、様々なステップがあります。
まず一つ目のステップとして考えたいのは、バイクをどこに置くかということです。

自宅での保管場所はもちろんですが、学校や勤務先での置き場所、外出先や宿泊先での駐車スペースまで、バイクを停める時にはいつでも「ここで本当に大丈夫かな?」と考える習慣を持ちましょう。
バイクを停める場所を考えたら、目立つように置くべきか見えないように置くべきかを次に考えます。

引きずられにくい場所であることが大切なので、道路よりも行った場所がおすすめです。
小型クレーンによって吊り下げられて盗まれるということを避けるには、屋根など建物の下に置いておくと良いでしょう。
どの時間に停めるとしても、どれだけ短い時間だとしても、盗難防止用のロックとバイクカバーを使用するのがおすすめ。
ガードレールなど公共の設備は使えませんが、なるべく構造物を利用してロックを使用しましょう。

駐車場所によって対策を変える

残念ながらどんな盗難方法にも対応できる万能の盗難対策というのはないため、バイクを停める場所によって対策を変える必要があります。
バイクの置き方が、盗難の被害率に直結していると言っても過言ではないんです。
例えば幹線道路や交通量の多い道路など、多くの人の目に触れる場所では、窃盗犯の目にもとまります。
その一方で、きちんと対策をしていれば人目に止まりやすいので、窃盗のプロであればあるほど狙いにくい条件とも言えるでしょう。

防犯カメラに捉えられてしまう可能性や、目撃されてしまう可能性があるからです。
このような場所では、バイクカバーをした上で頑丈なチェーンロックやバーロックなど、盗難装置がよく見えるように装着しましょう。
「盗むには時間がかかる」と、盗難犯に思わせることで、ターゲットにされにくくなります。

反対に、交通量の少ない道路に面した駐車場や住宅地の中ではバイクは目立たないように駐車しましょう。
バイクがあると、そもそも気付かせないことが大切です。

特に、夜間の犯行が多い住宅地では目立ったところに駐車していると、すぐにターゲットにされてしまいます。
人目につきにくいだけではなく、防犯カメラなども少ないことが理由です。
また、たとえ目撃者がいたとしてもバイクに詳しくなければ、まさか盗難にあっているとは気づかない方が多いようです。
窃盗犯が作業着を着ているだけで、「修理に出すのかな」とスルーされてしまいます。

このような場合は、黒っぽい目立たないバイクカバーを選びます。
自宅なら、踏むと大きな音が出る防犯砂利を敷くこともできますし、防犯カメラの設置やセンサーライトの設置も有効です。