1. >
  2. >
  3. 真夏を乗り切るバイクテク

真夏を乗り切るバイクテク

暑さ対策の基本

夏といえば連休も多く、沢山のツーリングに出かけたいと思っているライダーも多いはず。
しかし、いざ梅雨が明けてツーリングに出ようと思うと、厳しい暑さや日差しとの戦いに参ってしまうという方も多いでしょう。

家の暑さ対策の基本として覚えておきたいのは、薄着=涼しさではないということです。
強い日差しが厳しくあまりに暑いと、どうしても、Tシャツ1枚でツーリングに出かけたくなってしまいます。
しかし、万が一転倒や事故が起きてしまった時の事を考えると、非常に危険。

さらに、真夏の炎天下の日差しは非常に強烈なので、肌を露出してツーリングしていると熱中症やひどい日焼けの原因になってしまいます。
ツーリングにおける暑さ対策は、バイクに乗っている時の快適さはもちろんですが、熱中症対策にも繋がるので、安全対策の一部としてしっかりと準備しましょう。

まず、暑さ対策の基本中の基本と言えるのは、肌を露出しないことです。
強い直射日光が当たると、肌の表面が厚くなってしまうので一気に体力を消耗しかねません。
暑さ対策として大切なのは、とにかく太陽光線の熱を体の中に吸収しないこと。
30分や1時間バイクに乗り続けてしまうことは当たり前なので、素肌を太陽にさらさないような工夫が必要です。

装備を夏仕様に

快適な夏のツーリングを楽しむなら、バイク装備を夏仕様に切り替えてみてはいかがでしょうか?
怪我への対策が欠かせないバイクアイテムは、どうしても通気性が悪かったり、分厚かったりと、夏には向いていない素材であることがほとんどです。
ヘルメットやジャケットなども、夏仕様のものが販売されているので、そのようなアイテムを取り入れるのがおすすめです。

また、乗っているバイク種類によっても異なりますが、高出力のエンジンを搭載しているバイクはかなり高熱になってしまいます。
熱を遮断する素材でできたものを着用することで、火傷対策を取り入れましょう。

おすすめの冷感アイテム

例えば、夏の暑さをいっそう厳しいものにするフルフェイスヘルメットも、夏仕様のものが販売されています。
走った時に受ける風の気持ち良さは、フルフェイスヘルメットを被っているとは思えないほど、涼しく快適です。
ツーリングの必需品であるインカムもしっかりと考慮されているので、ぜひ取り入れてみたいアイテムです。

さらに快適な夏のツーリングを楽しむためには、ひんやりグッズがおすすめ。
例えば、最強の冷却ウェアとも言われているリキッドウィンドというアイテムは、何とマックスでマイナス5.2℃もの冷却効果を発揮してくれます。
専用の液体が付着しており、そこからチューブを使って首や胸、背中に流してくれるので、急速に体温が下がるんです。
気化熱に加えてメントール成分の入った液体で、スーッとした爽やかさが長時間持続します。