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バイクシートにも寿命がある?シートを自分で取り替えよう!

バイクに乗っていてお尻が痛くなる理由

ロングツーリングは楽しいけれど、長時間バイクに乗っているとお尻が痛くなってしまうという女性ライダーは少なくないはずです。
バイクのシートというのは、ウレタンなどといった衝撃を吸収する素材が組み込まれているのが通常ですが、クッションが劣化していたり、もともとクッションが薄かったりする場合にはバイクの振動が十分に吸収されません。
こうなると、走行中の衝撃を十分に吸収してくれませんので、ツーリング中に腰が痛くなってしまうことがあるわけです。

ウレタンというのは年月を経るに従って加水分解が進み、年とともに劣化していきます。
紫外線や雨風にさらされることによってウレタンの劣化は進みますので、走っていても振動をきちんと吸収できなくなってきます。
走行中のお尻の痛みがシートの劣化によるものだとはっきりわかっている場合には、シート本体を取り替えることによって状況が改善されることが期待できます。

シートのクッションの取替方法

シート内のウレタンが劣化しているような場合には、シートを取り替えることによって再び快適な走行が可能になります。
まるごと新品に取り替えてしまえば、走行中にお尻が痛くなることもありません。

シートを丸ごと交換する他に、シートクッションを張り替えるという方法もあります。
シートクッションを自分で取り替える場合には、レンチかドライバー、ミニバール、マイナスドライバー、ラジオペンチやボンドなどを用意します。
大きなホッチキスのようなタッカーも用意しておけば便利です。
タッカーはホームセンターなどで購入することができますので、6mmまたは10mmのタッカーを用意しましょう。

シートクッションを取り替えるのはそれほど難易度の高い作業ではないので、バイクのメンテナンスが苦手な人でも挑戦することができます。
ただし、手間やある程度の技術が必要にはなりますので、自信がないなら自分で張り替えずにバイクショップに作業を依頼することをおすすめします。
シートクッションを交換するだけであれば、バイクショップに依頼した場合、約1万円から3万円の工賃が一般的です。

おすすめのクッションシート

クッションシートはいろいろなメーカーから発売されていますが、中でも特にオススメなのがDAYTONA(デイトナ)の製品です。
表皮なしタイプのクッションシートは使い勝手もよく、自分でも簡単に取り付けることができます。
メッシュタイプのクッションシートもありますので、夏場でも涼しく快適に走行することが可能です。
座圧を分散することにより、走り心地も良くなりますので、ツーリング前にクッションを変えたいという人はぜひ試してみてください。