ツーリングでグルメ旅

ツーリングの目的は食い物にあり!とばかり、おいしいものを食べにいくツーリングが大流行です。
年齢層はというと、皆さまメタボを気にしている人が多いのが何か不思議な気がします。
スピードにはもう興味がなくて、ゆっくり人生を楽しもうという年齢の方が多いようです。
それと、もう一つが女性ライダーたちです。
女性ライダーは年齢とは関係なく、おいしいものの探求に励んでいる人が多いようです。

B級グルメツーリング

男性のグルメツーリングで多いのがB級グルメツーリングで何と本がたくさん出ています。
B級グルメを追いかけると、それだけで日本全国に出かけることができるので楽しみが多いようです。

B級グルメの魅力は、実際おいしいものが多いということもありますが何といっても価格が安いことです。
とにかく、炒め系や揚げものが多いのでボリュームがあるというのも男性好みなところでしょう。

男性に多いのはB級グルメだけではなく、そばツーリングも多いのではないでしょうか?
そばも、里山地域や市街地に多く全国各地にそばの名店があります。

また、ラーメンも男性好みの食べ物で全国にご当地ラーメンがあります。
そばやラーメンについて真剣に語るのは男性に多く、ツーリングも趣味の合う人同士で行くのが正解のようです。
ツーリングに行きたい場所を決めてから、そのコースで寄れるお店を本で探せば自分でもコースを組むことができます。

イタ飯ツーリング

女性ライダーは、B級グルメよりは、イタリア料理やハンバーグ、オムライスなどのほかに何といってもスイーツツーリングが多くなります。
おいしいピッツアやパスタのお店を探してツーリングしても楽しそうです。
ただし、必ず各県に有名店があるというものでもないのでコースは少し組みにくそうです。

B級グルメにしろ、ラーメンにしろ地名がのっかった商品名が多いのでツーリングのテーマにしやすいのですが、イタリア料理に出てくる地名といえば、ミラノやナポリですからツーリングコースは料理基準では組みにくいものです。
大きなサービスエリアなら、イタリア料理やハンバーグ、オムライスなどの洋食系の行列店も多そうです。

スイーツツーリング

スイーツは有名店はほとんどデパートにも出店していて、ツーリングしなくても食べられるので、スイーツ基準のツーリングコースは組みづらいかもしれません。

ただしチーズの産地や果物の産地ではそれを原料にしてスイーツを作っているお店は数限りなくあります。
まずは、チーズか果物産地を基準に、行き当たりばったり的な緩いスケジュールが楽においしいスイーツに出会えるコツかもしれません。

とにかく食事はしなければ済まないものです。
わざわざグルメツーリングと銘打たなくても、基本誰でもツーリングや旅行にはおいしいものをたくさん食べることを目標にしている人は数多いのです。

西伊豆に行ってきた

西伊豆といえば、とにもかくにも西伊豆スカイラインを抜きには語れません。
とにかくここを制覇してからほかの道路に着手するのが定番の走り方です。

西伊豆スカイラインはだるま山から土肥峠までを走る観光道路で展望がいいのが魅力です。
天気のいい日にはだるま山高原レストハウスからも雄大な富士山を見ることができます。
駿河湾越しの富士山はまた格別の美しさです。
絶対カメラ必携です!

軽く食事と少しおしゃべりをして、いよいよ西伊豆スカイラインに入ります。
西伊豆スカイラインは、以前は有料道路だったそうですが今は無料で走ることができます。

どこにいても絶景

そのまま、西伊豆スカイラインを走ればずっと駿河湾とその向こうの富士山を眺めながらの行程になります。
海よし、山よし、曲がり具合よしの絶好のツーリング道路です。

標高の高い尾根沿いの道なのでワインディングロードであると同時に非常に風が強い道です。
それだけに、バイクで走る面白さや爽快さがありツーリングのだいご味が味わえます。
バイクだけではなく、自動車にも人気がある道なのです。

また、比較的交通量が少ないのもこの道の魅力です。
この道は、都市と都市をつないだり、何かの輸送に役立てるというような目的で作られた道ではないので、走っているバイクや自動車はみんなこの道を楽しむ人たちです。
春や秋にはドライブを楽しむ人も多いので観光地には違いありません。

春夏秋はそれぞれに風景の美しさが楽しめます。
もちろん冬も美しいのでしょうが、何しろ標高が標高なので雪がふります。
雪が降れば当然通行止めなので、まあやめたほうが無難ということです。

完全二車線の非常に整備された道路なので、ワインディングな割には大きな事故が起きにくい道路でもあります。

道があまりにも気持ちがいいのと整備が行き届いているのとでスピードが出てしまうことがあります。
要注意です。
また昼間はあまりありませんが、まれに鹿が飛び出してくることがあるので十分注意しましょう。

走っている間は景色に見惚れてしまいますが、残念なことにレストハウスの一軒もありません。
ただひたすら走りを楽しむだけの道路です。

トイレとレストラン

トイレは、修善寺側のだるま山高原レストハウスか下田・松崎側の西天城高原牧場の家で済ませておきましょう。
おなかがすいても、のどが渇いてもカフェもレストランもないので、飲み物とクッキーやキャンディー程度のおやつは持参したほうがよさそうです。

修善寺には温泉街があり、西伊豆に出ればおいしい海の幸を楽しむことができます。
スカイラインを走り終わってから、仲間とその日撮った写真を見せあいながら食事をして、修善寺に一泊してもよし、そのまま帰っても特にハードなスケジュールにもなりません。

ナイトランにハマってます

夏の日中はあまりにも暑くて、ヘルメットをかぶって走る気にはなれません。
それでも、走りたいのがライダーです。
そこで、夏は夜走ることになるのです。

マジックアワーを体感

私が好きなナイトランは夏の夕方から走り始めます。
少し日のあるうちから走り始めると、走っている最中に日が暮れてきてとてもいい気持になれます。
トワイライト、マジックアワーとかゴールデンアワーとか呼ばれる特別な時間を体験することができるのです。
日暮れからしばらくの間、薄明りの中で景色がすべてやわらかい影を帯びてやがては暗い夜になる時間です。

うまく時間を合わせて少し高台にでれば、美しい景色を見ることができます。
友だちと少しおしゃべりをして過ごせば一週間の疲れが吹っ飛びます。
和やかな至福の時間です。

日中、きれいだと思っていた場所に出かけてみるとまた別の顔が消えます。
きれいな橋、高層建築などもいいのですが、寺社仏閣でも夕方の佇まいが美しいところがあります。
ご~~んと鐘が鳴り響くスポットがあるのですが、みんなそこのファンです。

海や山がある都市はマジックアワーの景色がとても美しいものです。
日暮れの景色は、なぜか心に染み入るもの。
すこし、メランコリックにもなれる時間帯です。

日暮れてから

日が暮れて暑さが穏やかになって走っていても風が涼しく感じる時間がくると、事前に調べておいたおいしいものを食べに行くのです。
夕飯時を少し外していくのがゆっくり食べるコツです。
ハンバーガーでもいいし、お蕎麦屋さんなんかも素敵です。

人数があまり多いと席の確保も大変だし、道が混んでいるときには走るのがストレスにもなります。
2,3人は何をするにも便利な人数です。

バイクを止める場所がいるので繁華街からは遠ざかります。
住宅地を通るのは、少し気兼ねがあるのでどうしても大きな道路沿いのお店になります。
ファミレスも結構好きです。

食事を済ませるといい時間になっているので、しばし涼風を楽しんだ後でそれぞれ自宅に帰ります。
あまり深夜まで飛ばしているのは危険なので9時ごろには解散します。
本当に健康的な遊びなんです。

連休の時にはそのまま誰かの家で飲み会になることもあります。
そういう場合には、コンビニで買い出しをして帰ります。
この時ばかりはアルコールも買います。

といっても、酒豪はいないのでビールを各自一缶ずつなんでかわいいもんです。
そしてガールズトーク炸裂の時間を堪能します。

騒音に注意

ナイトランの場合、帰りの時間帯によっては騒音に気を付けなければなりません。
ご近所さんに迷惑がられては生活そのものが楽しくなくなってしまいます。

私は、大通りは結構飛ばしますが住宅地に入れば徐行運転で帰ります。
本当に気を使っていますが、気を使っているアピールもしっかりします。
気を使っているということがわかったほうが、いらだちの度合いが少ないと思うんですよね。