東京湾一周ツーリング

身近な場所でツーリングを楽しめる

都心に住んでいる人にとってツーリングを楽しむためには郊外に行かなければ楽しむことができないと思っている人も多いでしょう。
確かに近隣では難しいのかもしれませんが、東京湾一周ツーリングは身近ですぐに行くことができるためおすすめです。

都心と程近い場所にも関わらず、ツーリングの良さを十分感じることができるコースがたくさんあります。
コースによってはここでしか味わうことができない場所や風景などもたくさんあり、日帰りでも泊りでも楽しむことができます。

都心から久里浜まで走行し、フェリーに乗って千葉県の金谷まで移動します。
あという間に千葉県につき、自然豊かな風景が広がりわずかな時間で大きな環境の変化を楽しむことができます。

金谷港を降りてすぐ近くにある鋸山ロープウェイでは垂直に切り立った断崖絶壁を見ることができます。
天気がいい日であれば、富士山を眺めることも出来ます。
素敵な景色を楽しみたいという人にはお勧めの観光地です。
そのほかにもマザー牧場など観光地や海の幸も豊富にある場所です。

フェリーに乗って楽しむ

東京湾を一周するルートで楽しみの一つといえばフェリーに乗ることです。
海上国道16号線を走り、たった40分という時間千葉県に到着してしまいます。
アッという間ですがデッキの上で感じる潮風は何とも心地いい瞬間です。
これからのツーリング気分を一層高めてくれます。

人によってフェリーの中での過ごし方は異なりますが、ここでしか見ることができない景色楽しんでみるのがおすすめです。
船酔いをしやすい人は無理することなく、楽な姿勢で少し休憩をしましょう。
金谷港についてからのツーリングに備えて体調を整えるようにしましょう。

金谷港に着くと今までの雰囲気とは一気に異なり、田舎町という雰囲気を一気に感じます。
周辺を観光するのもおすすめですが、ツーリングを楽しむ人にとっては一番走行しやすいです。
千葉方面に向かっていくと、道は広めで道路の状況も走りやすく、比較的下り坂なので走行しやすいです。

いろんなルートで東京湾を楽しむ

東京湾ルートではツーリングの楽しみ方も様々です。
金谷港周辺を観光しながら楽しむのであれば、東京アクアラインを利用して都心に帰るコースがおすすめです。

ツーリングを十分楽しみたい人には、金谷港から東京湾を走行していくルートで一周楽しむことも出来ます。
東京アクアラインがある木更津金田までの間はコンビニなど休憩する場所もたくさんあります。
しかしそこから千葉市方面に走っていく道になるとでこぼこ道が続き、パンクなどしやすい危険地帯です。
さらにコンビニなどもほとんどなくなってしまうため、休憩や急なトラブルに対応しにくくなります。

このルートで一周を楽しむ場合は、応急措置出来るメンテナンス機器をしっかり持っていくようにしましょう。
いろんなルートがあるため、早朝から行動する場合は一日有意義にツーリングを楽しむことができます。

いろは坂にツーリング

魅力的な峠道

関東エツーリングを楽しむ人にとって一度は訪れたいと思わせるのが、いろは坂のツーリングです。
栃木の日光にある峠で、多くのドライバーがツーリングを楽しんでいる場所の一つです。

日光も観光スポットとして年間多くの観光客が訪れます。
そのため日本人から外国人まで幅広い人とで会うことができる場所でもあります。
観光地としていろは坂近辺には、世界遺産に登録された日光東照宮をはじめとして、華厳の滝や中禅寺湖などつい立ち寄りたくなってしまうほど魅力的な場所がたくさんあります。

そんな日光には、党内からでは東北自動車道を利用して向かいます。
東北自動車道は比較的にはしやすく、交通量が多いため渋滞も多い場所になります。
西那須野塩原ICまで東北自動車道で移動します。
その間、蓮沼サービスエリアや都賀西方パーキングエリアなどで休憩を挟みながら進行するのがおすすめです。

そしてインター降りてからは道の駅などで地元の名産物を味わいながら、休憩やルート確認をしながら進んでいきましょう。

いろは坂までには日塩もみじラインがあり、有料道路で400円かかります。
路面は地震や除雪痕などによってくぼみ等ができているためあまりいい状態とは言えません。
途中で牧場やペンションなど風景を楽しみながら走行するのがおすすめです。

そしてもう一つ霧峯高原道路では、勾配とバンクがあり、思ったよりもきついと感じるコーナーもたくさんあります。
常にミラーを確認しながら走行する必要はありませ宇が、二輪車にとっては楽しむことができるコースです。

登り道を楽しみながら帰りは気を付けて

いろは坂は日光方面からツーリングで進んでいくと、第二いろは坂が上りになります。
登りは2斜線となり比較的新しいため走りやすいです。
徐々に上っていくと酸素が薄くなるのがわかり、思った以上に標高が高いことに驚きます。
遅い車は道を譲ってくれるため、自分のペースで走りやすくあっという間に登り切ってしまいます。

これに対して下り坂は1.5斜線の第一いろは坂です。
道が狭いため大型車を追い越すときなどは十分な注意が必要です。
注意しながら走行する必要がありますが、楽しんでいる間にあっという間に下りきってしあいます。
場合によってはフラストレーションがたまる道かもしれませんが、無理な運転はしないように気を付けましょう。

おすすめの時期は

日光は秋になると紅葉狩りで観光客が一気に増えます。
また夏休みや大型連休になるとどうしても観光客が集中しやすい場所でもあります。
そのためなるべく観光客が多い時期は避ける方がツーリングを楽しむことができるでしょう。

そして寒い時期になると凍結などの心配もあり、凍結防止のために砂などがまかれていることもあるため走行に注意が必要です。
おすすめの時期としては春から夏にかけてですが、また交通渋滞が避けやすい早朝からツーリングを行うことがおすすめです。

ツーリングで温泉旅

老若男女ともに多いのが温泉ツーリングを趣味にする人です。
温泉は足腰の疲れや筋肉痛に効果があるところが多いのでツーリングには持って来いのテーマです。

温泉は日本全国にあります。
海沿いの町、島、山の中の町、市街地など温泉が全くないところはまずありません。
日帰りで温泉に入って旅館の懐石料理を食べて帰る日帰りツアーもいいものです。

日帰り温泉プラン

大阪や神戸からなら有馬温泉がいいコースになります。
東京や横浜からなら箱根になるのでしょうか?
ともに山道を上るコースになります。

宿泊プラン

2泊3日で別の温泉に入るツーリングも温泉地が多い地域にツーリングすれば可能です。
例えば、山陰の皆生温泉と玉造温泉などはちょうどいいコースで、付近には出雲大社などの観光地が目白押しです。

秘境温泉

また、車ではいけないような場所にある温泉もバイクならいけます。
いわゆる秘湯の中には、バスもないところも珍しくありませんがバイクなら行って行けない場所はほとんどありません。
ライダー好みのワインディングロードを通ってたどり着く山の温泉宿はかなり魅力のあるコースになりそうです。

海沿いグルメプラン

だからと言って温泉は山だけのものではありません。
海沿いの温泉には素晴らしいところがあります。
そういう地域に泊まると温泉と海の幸がワンセットになったプランが企画されています。

連泊プラン

一軒の温泉宿に2泊ぐらい連泊して、その周辺に毎日観光に出かけるのもお勧めです。
連泊なら荷物の整理に追われることなく、毎日のんびりと興味のある観光地へ出かけることができます。

温泉ツーリングの注意点

温泉地には、多かれ少なかれその地の名産品の料理があります
温泉ツーリングにでかけると、たいていグルメツーリングにもなってしまいます。
気持ちのいい温泉で、ツーリングの疲れを癒しておいしいものを食べるなんて最高の贅沢です。

温泉ツーリングは女性ライダーにもファンが多く、バイクの専門誌などではしょっちゅうメンバーを募集しています。
気楽にささっと参加して友達を作っておくと、自分たちでツーリング計画を立てるときに誘うこともできるし、情報を教えてもらうこともできます。

温泉ツーリングは一人でも楽しめますが、できることなら2,3人のほうが安心です。
昨今はあまり聞かなくなりましたが、気風の古い旅館では女性一人の宿泊はあまり歓迎されません。
一部屋に一人で宿泊されると旅館はもうからないらしいです。

実際日帰りなら、一人もいいかもしれませんが何泊かするとなったら、やはり友達がいたほうが楽しいですよね。
どこへ行こうか、明日は雨か、などいくらツーリングに慣れているといっても迷うことはあります。
こんな時には相談しあえる仲間がいたほうが安心ですよね。