本栖湖へキャンプツーリング

絶景を楽しむことができる

日本象徴ともいえる富士山は、全国各地から多くの観光客が足を運びます。
特に富士五湖から見る富士山の眺めは美しくたくさんの観光客だけでなく、ツーリングを楽しむライダーも多いのが特徴です。
富士五湖の中でも山中湖と河口湖に関しては、全国各地から観光客も集まり人が常に多い湖になります。

それに対して本栖湖は二つの湖に比べると観光客も少なく、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
そのためツーリングやキャンプなどを目的とする人たちが多く集まる場所でもあります。
周辺にもキャンプ場が多く、静かな湖畔と絶景を楽しむことができます。

富士山を見ながらツーリングを楽しみ、湖畔でキャンプを楽しむだけでも普段とは大きく異なります。
非日常生活を過ごすことができ、気持ち的にもリラックスして充実した時間を過ごすことができます。

本栖湖レークサイドキャンプ場

本栖湖の周辺にはたくさんのキャンプ場があります。
なかでも昭和23年から運営している本栖湖レークサイドキャンプ場は、多くのライダーや観光客に愛されているキャンプ場です。

この辺一帯では良心的な価格でキャンプ場を提供しており、利用する人もマナーの良さも定評があります。
そのため何十年もの間キャンプ場として経営することができています。
今キャンプ場の中でも直火が不可なところが増えてきていますが、この本栖湖レースサイドキャンプ場では直火が可能になっています。
キャンプ場で薪の販売もしているため、当日たき火をしたくなったら気軽に行うことも出来ます。

一人一人の区画などが決められていないため、テント区画内であれば自由に好きな場所でテントを楽しむことも出来ます。
時期的には3月ぐらいはまだ肌寒く感じるため、防寒対策などを行ってからツーリングキャンプを行うようにしましょう。

キャンプ場の中にはバイク置き場が決められており、敷地内にバイクを入れることが禁止されているところもあります。
本栖湖レークサイドキャンプ場ではテントの近くまでバイクを置いておくことができます。
そのため誰かにいじられたりするのではないかといった心配をすることなく安全にツーリングキャンプを楽しむことができます。

ただし周りあまり食料品などを購入する場所がないため、キャンプ場に訪れる前に事前に購入しておくといいでしょう。

近くの観光地も楽しむ

山梨は観光地として多くの人が訪れます。
夏になるとおいしいトウモロコシがあちらこちらで販売しています。
途中で購入してキャンプ場で調理して食べるのもアウトドアならではの楽しみ方です。や

また山梨も名物でもあるほうとうを食べたり、山中湖や河口湖などの富士五湖すべてを一周したり、湖畔にある美術館に立ち寄ったりするのもいい思い出となります。
ツーリングだけでなくキャンプや観光地としても魅力的な場所であるといえます。

キャンプツーリングの自炊と基本

初めてのキャンプツーリング

キャンプツーリングを楽しむためにも、おすすめなのがアウトドア料理です。
宿を予約してその土地の郷土料理を食べるのも楽しみの一つでもありますが、やはり自然を感じながら一晩を過ごしたいという人にはキャンプがおすすめです。

キャンプツーリングをしている人は、ほとんど夕ご飯を自分たちで自炊する人が多いです。
いつもと同じメニューでも限られた調理器具の中で、外で作って食べる料理はまた違うおいしさを感じることができます。

ただしどのような場所でキャンプをするのかによってどのようなものを準備したらいいのかわからないという人もいるでしょう。
そこでどの場所でもこれだけのセットがそろっていれば、アウトドア料理が支障なくできるというものを把握しておきましょう。
そうすることで最初は簡単な料理から初めて、徐々にいろんな道具をそろえていくことで本格的なアウトドア料理を楽しむことができます。
まずは基本的な物から出来るような環境を整えていきましょう。

自炊するために必要な物

まずは自炊するために最低限必要なものを準備しましょう。
火を起こすためのバーナーとコッヘル、包丁とまな板、コップや割りばしなども必要です。
割りばしは調理するために万能で帰りには処分することができるためいくつが準備しておきましょう。

料理をするために必要なテーブルとイスは必需品です。
ツーリング用のアウトドアセットはすべてが軽量でコンパクトに作られているため、一式まとめて購入しておくと安心して使用することができます。

また自炊の為に必要なのが調味料です。
1人暮らし用などで小さいボトルの調味料を持参するのが適しています。
さらにお弁当用などで一回ずつ使い切りになっている醤油やソース、ケチャップやマヨネーズなどを利用すると荷物も少なく済むためおすすめです。
簡単に調理できるように、混ぜたら完成するようなレトルト食品などを利用しましょう。

どのようなメニューがいいのか

最初におすすめするメニューとしてはパスタです。
混ぜるだけのパスタソースを購入し、早ゆでできる短めのパスタを購入しておきましょう。

普段は沸騰してからパスタをゆでますが、燃料がもったいないため水の状態からパスタを投入します。
後は自分でゆで加減を確認しながら適度なところで水を切り、パスタソースをあえましょう。
トップングにツナ缶などを持参することでオリジナル感も出て調理をしたという実感を持つことも出来るでしょう。

パスタに慣れてきたらコッヘルを使ってご飯を炊いてみましょう。
事前にお米をはかって置き、適した水をコップで測り入れます。

30分ぐらい水につけてお米が水分を吸ったところで弱火にかけます。
約13分から18分ぐらいで炊き上がります。
何度も開けてしまうとよくないため、味見をして固いようなら少量の水を足すなど調整しましょう。

最初は失敗するかもしれませんが徐々に慣れてくるとおいしく炊けるようになります。
失敗することもアウトドア面白さの一つでもあります。

雨対策は万全に

雨の日対策グッズの紹介

今日はツーリング日和だと思っていても、行き先で急に天候が怪しくなってくるということも想定しなくてはいけません。

特にツーリングしたくなる梅雨の時期は、どのように天候が変化するかわからない部分もあります。
少しでも天気が怪しいかもしれないと思ったときには必ず雨の日対策グッツを準備しましょう。
山の天気はいつどのように変わるかわかりません。
山を登り切った先で雨が降っていることもたくさんあります。

まず必ず準備しなくてはいけないものがレインコートです。
雨が直接当たらないようにカバーする役割があるため必須アイテムです。
ただしレインコートではどうしてもカバーしきれない部分があります。
それが足です。

体全体は守ることができても足が濡れてしまうと足先から冷えてしまい。体全体の冷えにもつながります。
そのためブーツカバーも用意しておきましょう。
土足の靴を使用するため一番汚れやすくなっています。
100円ショップなどで販売しているものであれば使い捨てにしてももったいないとかんじることもないでしょう。

この二つだけは必ず雨の日対策として準備をしておくようにしましょう。

雨が降ってきたらまず行うこと

まず雨が降ってきたと感じた場合はすぐに停車できる場所を探しましょう。
雨に濡れてしまうとせっかく持ってきたレインコートを着ても意味がなくなってしまいます。

服が濡れてしまうと肌に付着して、より寒さを強めてしまいます。
なるべく雨が降ってきたらすぐに着用する、もしくは怪しいと思ったら早めに装着することがおすすめです。

そして雨宿りする場所を確保しましょう。
自分だけでなくバイクもしっかり濡れないような場所を見つけましょう。
サービスエリアなどでは屋根の付いたバイク置き場があるため、そう言った場所を休憩場所としてどの辺にあるのが事前に調べておくといいでしょう。

そして天気予報を確認しながら今後の天気の様子を確認しながらどのような計画にするのか考えておきましょう。

やってはいけないこと

ツーリング中残念ながら雨になってしまった場合、必ずやってはいけないことがあります。
それは無理に走行するということは避けるということです。
雨の日の走行は視界が悪く体温も奪ってしまいます。
さらにはスリップもしやすく点灯する危険性も高まります。

雨が強いときは無理をせず、しっかりと休息をとるようにしましょう。
体が冷えなうようにしっかりと温められるように温泉に入るもしくは室内で温かくいられる場所で体を休めるようにしましょう。
もし着替えなどを持っている場合は、なるべく着替えて風邪をひかないように気を付けましょう。

遠方のツーリングの場合は、宿泊施設などを予約している場合もあります。
そのため夜になって無理をして走行しようとしてしまう人もいます。
夜はなおさら視界も悪くなり、気温も差がっているため運転をするのは避けましょう。