ネットを通じた情報収集
窃盗団たちは全国規模で犯罪をするということもよくありますが、一定期間内はどこかの地域にとどまりしばらくはそこでめぼしいバイクを集めるというような流れで窃盗をしていることがほとんどです。
また窃盗団でなく、地元の不良グループが小遣い稼ぎのつもりでバイクの窃盗を重ねているというような場合には、特定の地域内で同じような手口の犯罪が頻発していくことになります。
運悪くそうしたバイク窃盗の最初の被害者となった場合には仕方がありませんが、既に何件か同様の犯罪があちこちで起こっている状態のときには、そのパターンから逆算して防衛策をとっていくことで自分の愛車が盗まれることを避けることができたりします。
現在ではそうした同様の手口による犯罪の再発を避けるため、地元の警察や自治体、ボランティアの自警団などが主催して最近多く見られている窃盗の情報をサイトで公表していたりします。
自分の地域だけでなく、全国ニュースなどでバイクの窃盗についての注意を耳にしたなら、身近なところでも同じような犯罪が起こっていないか調べてみるようにしましょう。
情報サイトで調べることができること
バイク盗難に関する情報サイトでは、ここ最近バイクの窃盗に遭ったという被害者が直接状況や盗まれた車種について情報を出したりできるようになっています。
また管理者がしっかりしているサイトなら、そうした情報をひとまとめにし地域ごとや手口、車種ごとに最近の傾向までをまとめてくれることもあります。
盗難情報サイトで収集できる情報としては、そうした実際に盗まれたバイクそのものの情報の他、どんなロックや防御策をしていたかや、犯罪が起こる直前にどういった予兆があったかということを知ることができます。
普段自宅にバイクを停めるときには駅前など人通りの多い地域よりも施錠をゆるくしてしまいがちなところですが、実際に盗難に遭ったのがキーロックのみだったり、U字フックだけだった、もしくはワイヤーのみだったということが情報としてわかれば、これから盗まれないためにはどこまで自宅内での施錠を強めるべきかということが予想できます。
消費者センターなどでは詐欺情報も
警察や自警団からの情報の他にも、消費者センターのページには最近よくある詐欺事件についての情報を集めることもできます。
詐欺事件としては、例えば高価買い取りをうたってしつこくバイクを見に来た業社がいたり、自宅周辺に不審な人がうろつき毎日のようにポスティングやステッカー広告をバイクに貼られたというような事例が前兆となっていたりします。
特に広告ステッカーが何度もバイクに貼られているという場合には、どのくらいの頻度でそのバイクに乗っているかを探られている可能性が大なので、必ずこまめにバイクからステッカーを剥がすとともに同様のことが周辺で起こっていないかと調べるようにしていきましょう。
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