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Category Archives: ツーリング

まるで北海道のような丘陵地帯・嬬恋パノラマライン

嬬恋パノラマラインは一見観光道路っぽいネーミングと解放感、走りごたえから、関東では、徐々に有名になりつつある絶景ロードです。ここでは、嬬恋パノラマラインの魅力や見どころを紹介しますね♪

嬬恋パノラマラインてどんなとこ?

関東で最近有名になりつつある絶景ロードといえば嬬恋パノラマラインです。総延長は約35㎞で、信号も全くありません♪そのため、雄大な浅間山をのぞむ抜群のロケーションの高原を、ノンストップで一気に走れる爽快感抜群のルートです♪ ただし、観光道路ではく、県道や国道でもない「農道」のため、マップアプリで道路を確認する際はかなり拡大しないと存在を発見しづらい道です。嬬恋パノラマラインへ達する案内看板はあるものの、決して詳細とは言い難く、ルートチェックをこまめにしないと迷ってしまうかもしれません。

緩やかなアップダウンが連続する!

嬬恋パノラマラインは緩やかなアップダウンが連続するため、日本離れした荒原風景の中を駆け抜けられます。その風景は関東地方一といっても過言ではない絶景です。嬬恋パノラマライン従来は広域農道のため、耕作地域を縫うような道が特徴で、南ルートと北ルートに大きく分かれます。北ルートはライダー達にも定番で、緩やかな丘陵地帯を心地いいワインディングで駆け抜ける爽快感は抜群です!特に大型バイカーにとっては、なんとしても通りたいルートでしょう。パッチワークのようなキャベツ畑の中、浅間山を遠望する光景はまるで北海道のようです♪

農道のため意外に長野県境や高速道路にはアクセスしづらい

嬬恋パノラマラインは、交通量も少なめで、道幅も広く、休日には多少レンタカーも走ります。道路が混みすぎることはないので必要以上に心配する必要はありません。ただ、注意したいのは、万座ハイウェーには交差しているものの、通じていないことです。嬬恋パノラマラインは、長野県境付近、白根山、万座道路方面へは意外にアクセスしづらいため、事前にしっかりとした計画をしておきましょう。それに対して南ルートは、山岳路が中心で多少短いながらも穴場的なところです!北ルートと比べるとカーブもきつめですが、丘陵からの遠望感はむしろ、北ルートよりもワイルドさを味わえるでしょう!また、北ルートと違い鬼押しハイウェーにアクセス可能なため、万座・長野方面へのルートも活用しやすい特徴があります。北ルート南ルート共に爽快感抜群なため、スピードを増しがちですが、あくまで農道ですので、農耕車両優先で運転しましょう。

千曲川とともに走る絶景快速・谷街道

谷街道は長野県長野市と新潟県小千谷市をつなぐ、総延長127㎞もの主要道路です。北信越を縦断する大動脈と同時に、唯一のこの地域の連絡ルートです。ここでは、長距離をつなぐ谷街道の魅力と見どころを紹介します。

新潟から内陸部へ向かう唯一のトラックルート

谷街道は長野県と新潟県小地谷市を結んだ、北信越を縦断する交通の大動脈です。それと同時に長野市と小地谷市をつなぐ唯一の連絡ルートであり、交通量は比較的多い特徴があります。中でも新潟港より内陸部へ向かうため、大型トラックが数多く通ります。大型トラックと聞くとツーリング気分を害してしまいそうですが、問題ありません。流れは快適そのものです。都市部以外は信号が少ないので、高速道路気分でツーリングを楽しめます♪快適さは北海道の道路に匹敵するほどで、区間距離とほぼ同じ時間で移動できます。都市部をつなぐ内陸ルートとしては珍しい快走ルートなのです!

沿線の風景に風情がある

谷街道といえば、その沿線風景です。日本一の大河川・千曲川、農村、里山が点在する光景はどこか懐かしい風景が広がっています。また、この地域一体には、築年数100年を超える民家も数多く存在しています。青や赤で彩られたトタン囲いの茅葺屋根が林立する集落を見ていると、民話の世界へタイムスリップしたような感覚さえします♪その上道路自体が見どころというところも見逃せません。谷街道付近には、秋山郷や清津狭などの大名所もありますが、沿線をツーリングするだけでも感動的な風景を楽しめます。

バイパス路として整備されている

谷街道は、多くの名所・景勝知に通じています。また、車の流れが高速道路並みのため、移動にストレスを感じません♪車間距離をしっかりとり、雄大な流れを魅せる千曲川の水面を眺めつつ走っていればトラックの多さも気にならないでしょう。谷街道は、昔からある道ではなくそのほとんどがバイパス路なのです。ただ、残念なことに追越しなし・対向1車線のため、バイパス感は皆無です。旧来の谷街道は1.5車線程度の酷路でした。その酷路を平成13年以降に行われた改良工事により、さまざまなバイパスが完成します。旧道は現在も存在しますが、ほとんど使われていません。しかし、一部の旧国道のロマンを求めるマニアたちの聖地となっています。谷街道は春・夏・秋・冬と四季によってさまざまないろどりを楽しめるのもこの沿線の魅力といえます♪ただ、雪の季節になると、積雪は軽く3mを超えるため、バイクで冬季通行をする際は、スパイクタイヤを装着しましょう。

秘境感は随一!信濃平展望ロード

マイナーながらバイク乗りの間で人気のある、大穴的存在の信州平展望ロード。ここでは、信州屈指の展望を誇る絶景ロードの魅力と見どころを紹介します♪

マイナールートながら、絶景度は高めのポイント

信濃平展望ロードは、長野県の飯山市と新潟県の妙高市の連絡ルートとして古くから使われている街道です。地元でも利便性が低く、利用者が限られています。交通量は皆無でたまに作業車が通る程度です。道幅は狭く全線1.5車線の酷道と呼ばれるタイプのルートになります。この道路は、鍋倉高原をほぼ縦断し、高低差が大変激しかったり、九十九折のタイトなコーナーによって高度を稼ぐ、旧線経路が延々と続いたりします。原生林地帯を通る場所には、ブナ林の茂みの中に目視できないコーナーが連続しています。そのため見通しはお世辞にもよくありません。ここを通るためには正面衝突のリスクを避けるため、細心の注意を払いつつライディングが必須であり、初心者にとっては疲れるルート間違いありません。

信濃平展望ロードの魅力

この道の魅力は、そのリスクのため、見落とされがちです。新潟側に入ると、整然とした道路とブナ林が広がりその先には、絶景が広がっているのです。前方遥か彼方には、奥志賀高原の山々が連なっていたり、眼下には一面に広がる千曲川があったりと、酷道を延々と走ってきた旅人にとっては、爽快感抜群の光景を目のあたりにできるに違いありません。

隠れたディープスポットも

さらに、峠の頂上付近にあるパラグライダー発着場も見ておきたい場所です。パラグライダー発着場までは軽い砂利道ですが、一切遮るものがない開放感抜群の光景です。観光客が皆無で、感激必死の大展望を堪能できます。視界を遮るものがないので、下界まで一直線に見える大絶景となっています。右前方には、中野市から長野市を見渡せ、はるか彼方には奥志賀高原が見渡せます。また、信濃平展望ルートを下ると、国内屈指の品質を誇るお米の産地があります。ノスタルジー感じる田園地帯は、都会のけんそうとは全く違う時間が流れます。

まとめ

信州平展望ロードは、マイナーですが、なかなかの絶景パワーをもつルートです。ただ、冬になると通行止めになるため、行くなら春から秋がおすすめですね♪また、周辺には、信越トレイルと呼ばれる自然歩道が整備されており、秋になるとブナの真っ赤な紅葉も楽しめます。信州に行ったら是非立ち寄りたい場所ナンバーワンです!