1. >
  2. ツーリング

Category Archives: ツーリング

秘境感は随一!信濃平展望ロード

マイナーながらバイク乗りの間で人気のある、大穴的存在の信州平展望ロード。ここでは、信州屈指の展望を誇る絶景ロードの魅力と見どころを紹介します♪

マイナールートながら、絶景度は高めのポイント

信濃平展望ロードは、長野県の飯山市と新潟県の妙高市の連絡ルートとして古くから使われている街道です。地元でも利便性が低く、利用者が限られています。交通量は皆無でたまに作業車が通る程度です。道幅は狭く全線1.5車線の酷道と呼ばれるタイプのルートになります。この道路は、鍋倉高原をほぼ縦断し、高低差が大変激しかったり、九十九折のタイトなコーナーによって高度を稼ぐ、旧線経路が延々と続いたりします。原生林地帯を通る場所には、ブナ林の茂みの中に目視できないコーナーが連続しています。そのため見通しはお世辞にもよくありません。ここを通るためには正面衝突のリスクを避けるため、細心の注意を払いつつライディングが必須であり、初心者にとっては疲れるルート間違いありません。

信濃平展望ロードの魅力

この道の魅力は、そのリスクのため、見落とされがちです。新潟側に入ると、整然とした道路とブナ林が広がりその先には、絶景が広がっているのです。前方遥か彼方には、奥志賀高原の山々が連なっていたり、眼下には一面に広がる千曲川があったりと、酷道を延々と走ってきた旅人にとっては、爽快感抜群の光景を目のあたりにできるに違いありません。

隠れたディープスポットも

さらに、峠の頂上付近にあるパラグライダー発着場も見ておきたい場所です。パラグライダー発着場までは軽い砂利道ですが、一切遮るものがない開放感抜群の光景です。観光客が皆無で、感激必死の大展望を堪能できます。視界を遮るものがないので、下界まで一直線に見える大絶景となっています。右前方には、中野市から長野市を見渡せ、はるか彼方には奥志賀高原が見渡せます。また、信濃平展望ルートを下ると、国内屈指の品質を誇るお米の産地があります。ノスタルジー感じる田園地帯は、都会のけんそうとは全く違う時間が流れます。

まとめ

信州平展望ロードは、マイナーですが、なかなかの絶景パワーをもつルートです。ただ、冬になると通行止めになるため、行くなら春から秋がおすすめですね♪また、周辺には、信越トレイルと呼ばれる自然歩道が整備されており、秋になるとブナの真っ赤な紅葉も楽しめます。信州に行ったら是非立ち寄りたい場所ナンバーワンです!

国内屈指の高原ロード・ビーナスライン

ライダーなら一生に一度はここを走るべき国内随一の絶景ロードです。定番の山岳ロードで、高原から山岳地帯まで多彩な変化にとんだルートが特徴です。ここでは、ビーナスラインの特徴と見どころを紹介しますね♪

一気に終点まで夢中に走り切ってしまうほど清々しい

景色がさまざまに移り変わるため、全長76㎞のロングルートですが、飽きを感じることなく、気が付いたら一気に終点まで走り切ってしまうほど夢中になれるルートです。ビーナスラインは中信州を南北に縦断していて、蓼科高原・八ヶ岳山麓・白樺湖・車山高原・霧ヶ峰・美ヶ原などの信州自慢の観光ポイントを多くつないでいます。観光ポイントということは休日には観光バスやマイカーの交通が多くなると思うかもしれません。休憩ポイントで多少の駐車待ちはあるものの、流れは悪くないので全体的には渋滞とは無縁といっていいでしょう!

風景は2種類

風景の特徴を大きく分けると、南部の高原的景色と北部の山岳地帯景色に分けられます。どちらも走りごたえのあるワインディングで申し分ありません。ビーナスラインは思っているよりも広大なため、どこを走っていいか迷いますが、おすすめのポイントは南部の高原地帯のワインディングですね。具体的に言うと、霧ヶ峰や車山高原などの地域です。どこまでも広がる笹林と丘、そしてその向こうにある険しい峰々といった、息をのむロケーションがすべて一つに集まっています。まさに絶景の見本市といっても過言ではありません!意外なことに市街地や高速のインターチェンジが近いため、アクセスは抜群といっていいでしょう。道幅も十分で初心者ライダーにもおすすめのルートです。

爽快感を求めるなら北部の山岳ワインディング狙い

北部の山岳ワインディングはテクニカルなうえ、爽快感抜群の道です。徐々に標高をあげていくと、場合によっては雲中を走ることも珍しくありません♪雲中から突き出た瞬間、はるか彼方まで続く雲の地平線は幻想的です。日本にはさまざまな絶景ロードがありますが、こういった風景を見られるのはビーナスライン以外ないでしょう。ただ、幻想的な風景は条件が重ならないとみられないため、いつでも見られるわけではありません。ビーナスラインの執着地点までいくと、道の駅や美術館も併設されています。ライディングで疲れた体においしいものを食べさせてあげましょう。

まとめ

ダイナミックな山岳地帯を含めビーナスラインは、ライダーなら一度は走っておきたいナンバーワンルートといえるでしょう。信州未経験なライダーはぜひ訪れてほしい絶景ロードです。

三河湾を一望できる三ヶ根山スカイラインは潮風感抜群!!

シーズンオフになるとバイクでどこへ走りに行くか悩みがちになりますよね。がっつり長距距離ツーリングもいいのですが、たまには身近な場所でまとまるのもいいかもしれません。ここでは、中京圏では定番の三河湾岸地域のツーリングスポットについて紹介します!

冬でも比較的暖かい

三河沿岸地域は、中京界隈では定番のツーリングスポットとして知られています。気候は熱帯植物の群生地域があるほど穏やかで、真冬でも比較的暖かいのが特徴です♪冬でも気候が温暖なため、陽光にあふれた全体的に明るい雰囲気なのも特徴のひとつですね。そんな暖かい気候の中にある三ヶ根山スカイラインは三河湾沿岸で、もっとも有名な絶景ロードです。総延長は約5㎞とやや短めですが、展望のすばらしさでは、地域屈指と言われています。当然観光地のためマイカーも走っていますが、地元ナンバーのバイクも大変多いです。地域の定番ツーリング場所や観光地として定着している証拠でしょう。

三ヶ根山スカイライン必見ポイント

このラインの見どころは、何と言っても三ヶ根山頂上から眺める三河湾の展望です。目の前いっぱいに広がる三河湾のダイナミックな展望はもちろん、沿岸線に広がる市街地の様相まで一望できます。展望のかなたには、知多半島・渥美半島まで一望できる大パノラマが広がります。何よりうれしいのは冬の寒さを忘れさせてくれる暖かい気候です。

三ヶ根山スカイラインはタイトコーナーが連続する

三ヶ根山スカイラインへアプローチするにはタイトコーナーが連続しています。スカイラインへ着くまでは展望も開けず、酷道的雰囲気すらただよっていて、ライディングには細心の注意が必要です。また、三ヶ根山スカイラインは原付きの走行は禁止です。休日でもマイカーの通行量は比較的少なく、スカイラインへ到着すれば、ゆったりとしたライディングを楽しめるでしょう。

幻の美川パークライン計画

元来、三ヶ根山スカイラインは、「三河パークライン計画」として、北側に位置する三河湾スカイラインや本宮スカイラインのある鳳来寺山と接続する予定だったものです。接続計画は途中で頓挫し、現代にいたります。冬になるとほかの観光地の展望が曇ったりしていまいちですが、それに比べると三ヶ根山スカイラインは雪すら降らない穏やかな天候です。三ヶ根山スカイラインへは軽く流すもよし、旅の途中によるもよしです。小粒ながらスパイスのきいた小気味良い楽しい道です。気軽に何度でも訪れたくなるでしょう。