マイナーながらバイク乗りの間で人気のある、大穴的存在の信州平展望ロード。ここでは、信州屈指の展望を誇る絶景ロードの魅力と見どころを紹介します♪
マイナールートながら、絶景度は高めのポイント
信濃平展望ロードは、長野県の飯山市と新潟県の妙高市の連絡ルートとして古くから使われている街道です。地元でも利便性が低く、利用者が限られています。交通量は皆無でたまに作業車が通る程度です。道幅は狭く全線1.5車線の酷道と呼ばれるタイプのルートになります。この道路は、鍋倉高原をほぼ縦断し、高低差が大変激しかったり、九十九折のタイトなコーナーによって高度を稼ぐ、旧線経路が延々と続いたりします。原生林地帯を通る場所には、ブナ林の茂みの中に目視できないコーナーが連続しています。そのため見通しはお世辞にもよくありません。ここを通るためには正面衝突のリスクを避けるため、細心の注意を払いつつライディングが必須であり、初心者にとっては疲れるルート間違いありません。
信濃平展望ロードの魅力
この道の魅力は、そのリスクのため、見落とされがちです。新潟側に入ると、整然とした道路とブナ林が広がりその先には、絶景が広がっているのです。前方遥か彼方には、奥志賀高原の山々が連なっていたり、眼下には一面に広がる千曲川があったりと、酷道を延々と走ってきた旅人にとっては、爽快感抜群の光景を目のあたりにできるに違いありません。
隠れたディープスポットも
さらに、峠の頂上付近にあるパラグライダー発着場も見ておきたい場所です。パラグライダー発着場までは軽い砂利道ですが、一切遮るものがない開放感抜群の光景です。観光客が皆無で、感激必死の大展望を堪能できます。視界を遮るものがないので、下界まで一直線に見える大絶景となっています。右前方には、中野市から長野市を見渡せ、はるか彼方には奥志賀高原が見渡せます。また、信濃平展望ルートを下ると、国内屈指の品質を誇るお米の産地があります。ノスタルジー感じる田園地帯は、都会のけんそうとは全く違う時間が流れます。
まとめ
信州平展望ロードは、マイナーですが、なかなかの絶景パワーをもつルートです。ただ、冬になると通行止めになるため、行くなら春から秋がおすすめですね♪また、周辺には、信越トレイルと呼ばれる自然歩道が整備されており、秋になるとブナの真っ赤な紅葉も楽しめます。信州に行ったら是非立ち寄りたい場所ナンバーワンです!
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