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Category Archives: ツーリング

御朱印ツーリングの魅力

身軽なバイクは御朱印ツーリングにぴったり

ツーリングの楽しみ方は、ライダーによって人さまざまです。
気分のおもむくままに、あちこちのツーリングコースを回ってみるのもいいですし、何か目的を持ってツーリングをするのも楽しみなものです。
ツーリングに目的を持たせるという意味合いで、特に人気が高いのが「御朱印(ごしゅいん)ツーリング」です。

御朱印ツーリングというのは、ツーリングで神社仏閣を回って御朱印をいただくというのが趣旨です。
日本全国には約5万5000店舗のコンビニがありますが、神社の数は約8万社、コンビニの数をはるかに上回ります。
神社の多くは1000年以上の歴史を誇るものもあり、巡っているだけでもいろいろな意味で勉強になります。

御朱印ツーリングの魅力

御朱印というのは、神社を参拝した証にいただける印です。
バイクは小回りが利く乗り物ですし、近隣の小さな神社を見つけた場合でも手軽に駐輪することができますので、御朱印ツーリングにはぴったりです。

インクは紫外線に弱いという特徴があるのに対し、鉱物から作られた朱肉は紫外線に強く、1000年以上前の印影が色褪せずに残っているケースも数多く見受けられます。
御朱印はすべて手書きで、ひとつとして同じものが存在しないのが大きな魅力です。
神社の中には江戸時代から同じ御朱印を使用しているところもあり、御朱印の奥行きの深さを感じることができます。
仕事のコンディションなどによって、人によってはそれほど多くの神社を巡ることができないかもしれませんが、御朱印に託す気持ちはどのライダーも同じです。

御朱印ツーリングにおすすめの神社

御朱印ツーリングにおすすめの神社は数々ありますが、その中でも特に人気なのが広島の厳島神社です。
推古天皇元年(593)に創建されたと言われている由緒のある厳島神社は、1996年12月にはユネスコの世界文化遺産として登録されています。
日本三景にも数えられている厳島には国宝・重要文化財が数多く収められており、日本の歴史でも重要な地位を占めてきました。
ただ単にご朱印をもらうだけではなくて、観光地としても由緒のある場所なので、神社に興味のあるライダーならぜひ一度は訪れてみたい場所です。

厳島神社と並んで、日本でもステータスの高い神社の一つに出雲神社があります。
縁結びの神として名高い出雲神社には日本でも最大級の大注連縄があり、見るだけでも荘厳な気持ちになります。
出雲大社にはいくつかの御朱印ありますので、ツーリングで行って参拝したらすべてもらってくるのもいいかもしれません。

出雲大社の初穂料は金額が決まっていないので、それぞれが「気持ちを収める」ようになっています。
御朱印の受付時間は午後6時までですので、早めに到着するようにしましょう。

早朝ツーリングを楽しもう!

早朝ツーリングに出かけよう

バイクが好きな人にとって、ツーリングで過ごすひと時は何ものにも代え難い貴重な時間です。
とはいえ、真夏になるとバイクに乗っていても日差しの強さが体に直接こたえ、いたずらに体力を消耗してしまうことにもなりかねません。
ツーリングを楽に楽しみたいというのであれば、なんと言ってもオススメなのが早朝ツーリングです。
早朝ツーリングであれば真夏の一番暑い時間を避けてライディングを楽しむことができますから、「ツーリングは楽しかったけれど、すごく疲れた」といった事態を避けることができます。

早朝ツーリングの魅力

真夏に早朝ツーリングをする際には、朝6時頃までにツーリング仲間と集合して出発するのがベストです。
朝6時ぐらいに出発すれば夏の暑い盛りを避けることができるので、必要以上に疲れてしまうこともなく、快適なツーリングが楽しめます。
天気予報で「真夏日」が約束されているような日には、朝6時にツーリングを始めて8時頃までには終わらせたいものです。

2時間程度のツーリングと言うとコースはもちろん限られますが、朝早く起きて早朝に出発し、太陽が高くなり始める8時には家に戻ってくる爽快感には格別のものがあります。
早朝ツーリングであれば体力的にも余裕が出ますし、何よりも早起きして早朝の景色を楽しむことができるというメリットがあります。
さらに、早朝ツーリングは、バイク初心者にもおすすめです。
夜間や早朝は交通量が少ないため、のんびりとバイクで走行したい人にはおすすめですが、バイク初心者にとっては夜間は走りにくい時間帯でもあるからです。

朝早くにバイクで出かけて、ツーリング先で朝食をとるというのもオツなものです。
目覚まし時計をいつもよりもちょっと早めにセットして、早朝の時間を有意義に過ごしてみませんか?
早朝であれば交通渋滞に巻き込まれることもなく、快適なライディングが楽しめることは間違いなしです。

おすすめの早朝ツーリングコース

真夏の早朝ツーリングとしては、軽井沢など目的地がおすすめです。
夏場は混んでいることが多い軽井沢へのルートですが、午前6時に首都圏を出発すれば、走行もスムーズでストレスなしに軽井沢まで到着することができます。

走行しているうちに汗をかくことも多いので、脱ぎ着のしやすいメッシュジャケットを装着して出発すれば快適です。
軽井沢のツーリングコースには雲場池や白糸ハイランドウェイ、旧三笠ホテルなどが点在しており、ワインディングを思う存分楽しむことができます。
白糸の滝なども、昼間見るのと早朝ツーリングで見るのとではまた違った趣きがありますし、インスタ映えするスポットも随所にあります。

咲き乱れる菜の花楽しむ房総フラワーライン

房総半島は関東周辺のライダーたちにとって、伊豆半島に次ぐ、聖地とも呼べるツーリングスポットです。ここでは、伊豆に次ぐツーリングの聖地ともいえる房総フラワーラインの魅力と見どころを紹介しますね♪

多くのライダーたちが訪れる南房総界隈

房総半島の中でも太平洋に面した南房総界隈は、冬でも温暖で気温も高めなため多くのライダーたちが訪れる地域です。そんな南房総きっての名道が、房総フラワーラインです♪総延長は約23㎞で、館山市より東京湾の方に近いロケーションです。房総フラワーラインは、房総半島先端にある洲崎東大や南端の島崎を経由し、房総半島の太平洋沿いをぐるりと周遊する潮風を切って走る最上のスポットです。

海沿いを周遊するルートのイメージは夏

磯の香が心地よい太平洋の展望とともに海沿いを周遊するルートのため、夏を連想させます。ここをツーリングする一番の旬は2月~3月でしょう。そのころになるとツーリングをする沿線には、さまざまな花が咲き乱れているんです♪特に2月の初旬~下旬は菜の花の時期となります。沿道には黄色の花でいっぱいになります!実はフラワーロードと呼ばれている場所は全国に存在しますが、房総フラワーライン程見事な景観は全国でもまれですね。「看板に偽りなし!」というのはまさにこのことをいうのでしょうね♪また、時期を考慮して菜の花以外にもさまざまな花が季節ごとに咲き乱れているので、菜の花の時期を見逃したとしても、四季を通じて沿道の景観に感動できるんですよ♪

房総フラワーラインのみどころ

房総フラワーラインのみどころは、菜の花だけではありません。平砂浦沿いの数㎞区間ながら奇岩や砂浜の点在するルートは、変化する景観に富んでいて飽きることない眺めです。また、房総きっての観光名所にもかかわらず、交通量も比較的少な目でクルージングしつつ沿道の花をゆったりと見ながらツーリングを楽しめます。一部の区間で狭い場所があるものの、全体的に道幅も広く信号も少なめで友人たちと楽しめるおすすめのルートです。ただ、全体的に海岸沿いルートでアップダウンが皆無のため、フラワーラインから展望を望むことは厳しいかもしれません。しかし、丘陵を上るコースを選ぶ寄り道をすると、抜群の景色を楽しめます。房総フラワーラインの沿線上には、いまだ手つかずの戦跡も多数点在していて、歴史好きファンにとっては大変興味深いポイントになるでしょう♪