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Category Archives: ツーリング

国内屈指の高原ロード・ビーナスライン

ライダーなら一生に一度はここを走るべき国内随一の絶景ロードです。定番の山岳ロードで、高原から山岳地帯まで多彩な変化にとんだルートが特徴です。ここでは、ビーナスラインの特徴と見どころを紹介しますね♪

一気に終点まで夢中に走り切ってしまうほど清々しい

景色がさまざまに移り変わるため、全長76㎞のロングルートですが、飽きを感じることなく、気が付いたら一気に終点まで走り切ってしまうほど夢中になれるルートです。ビーナスラインは中信州を南北に縦断していて、蓼科高原・八ヶ岳山麓・白樺湖・車山高原・霧ヶ峰・美ヶ原などの信州自慢の観光ポイントを多くつないでいます。観光ポイントということは休日には観光バスやマイカーの交通が多くなると思うかもしれません。休憩ポイントで多少の駐車待ちはあるものの、流れは悪くないので全体的には渋滞とは無縁といっていいでしょう!

風景は2種類

風景の特徴を大きく分けると、南部の高原的景色と北部の山岳地帯景色に分けられます。どちらも走りごたえのあるワインディングで申し分ありません。ビーナスラインは思っているよりも広大なため、どこを走っていいか迷いますが、おすすめのポイントは南部の高原地帯のワインディングですね。具体的に言うと、霧ヶ峰や車山高原などの地域です。どこまでも広がる笹林と丘、そしてその向こうにある険しい峰々といった、息をのむロケーションがすべて一つに集まっています。まさに絶景の見本市といっても過言ではありません!意外なことに市街地や高速のインターチェンジが近いため、アクセスは抜群といっていいでしょう。道幅も十分で初心者ライダーにもおすすめのルートです。

爽快感を求めるなら北部の山岳ワインディング狙い

北部の山岳ワインディングはテクニカルなうえ、爽快感抜群の道です。徐々に標高をあげていくと、場合によっては雲中を走ることも珍しくありません♪雲中から突き出た瞬間、はるか彼方まで続く雲の地平線は幻想的です。日本にはさまざまな絶景ロードがありますが、こういった風景を見られるのはビーナスライン以外ないでしょう。ただ、幻想的な風景は条件が重ならないとみられないため、いつでも見られるわけではありません。ビーナスラインの執着地点までいくと、道の駅や美術館も併設されています。ライディングで疲れた体においしいものを食べさせてあげましょう。

まとめ

ダイナミックな山岳地帯を含めビーナスラインは、ライダーなら一度は走っておきたいナンバーワンルートといえるでしょう。信州未経験なライダーはぜひ訪れてほしい絶景ロードです。

三河湾を一望できる三ヶ根山スカイラインは潮風感抜群!!

シーズンオフになるとバイクでどこへ走りに行くか悩みがちになりますよね。がっつり長距距離ツーリングもいいのですが、たまには身近な場所でまとまるのもいいかもしれません。ここでは、中京圏では定番の三河湾岸地域のツーリングスポットについて紹介します!

冬でも比較的暖かい

三河沿岸地域は、中京界隈では定番のツーリングスポットとして知られています。気候は熱帯植物の群生地域があるほど穏やかで、真冬でも比較的暖かいのが特徴です♪冬でも気候が温暖なため、陽光にあふれた全体的に明るい雰囲気なのも特徴のひとつですね。そんな暖かい気候の中にある三ヶ根山スカイラインは三河湾沿岸で、もっとも有名な絶景ロードです。総延長は約5㎞とやや短めですが、展望のすばらしさでは、地域屈指と言われています。当然観光地のためマイカーも走っていますが、地元ナンバーのバイクも大変多いです。地域の定番ツーリング場所や観光地として定着している証拠でしょう。

三ヶ根山スカイライン必見ポイント

このラインの見どころは、何と言っても三ヶ根山頂上から眺める三河湾の展望です。目の前いっぱいに広がる三河湾のダイナミックな展望はもちろん、沿岸線に広がる市街地の様相まで一望できます。展望のかなたには、知多半島・渥美半島まで一望できる大パノラマが広がります。何よりうれしいのは冬の寒さを忘れさせてくれる暖かい気候です。

三ヶ根山スカイラインはタイトコーナーが連続する

三ヶ根山スカイラインへアプローチするにはタイトコーナーが連続しています。スカイラインへ着くまでは展望も開けず、酷道的雰囲気すらただよっていて、ライディングには細心の注意が必要です。また、三ヶ根山スカイラインは原付きの走行は禁止です。休日でもマイカーの通行量は比較的少なく、スカイラインへ到着すれば、ゆったりとしたライディングを楽しめるでしょう。

幻の美川パークライン計画

元来、三ヶ根山スカイラインは、「三河パークライン計画」として、北側に位置する三河湾スカイラインや本宮スカイラインのある鳳来寺山と接続する予定だったものです。接続計画は途中で頓挫し、現代にいたります。冬になるとほかの観光地の展望が曇ったりしていまいちですが、それに比べると三ヶ根山スカイラインは雪すら降らない穏やかな天候です。三ヶ根山スカイラインへは軽く流すもよし、旅の途中によるもよしです。小粒ながらスパイスのきいた小気味良い楽しい道です。気軽に何度でも訪れたくなるでしょう。

秘境感たっぷりの八幡平アスピーテラインへ!!

数多くの絶景が日本国内にはありますが、岩手県にある八幡平アスピーテラインは春になると絶景が一望できます♪八幡平アスピーテラインは岩手~秋田をまたぐ総延長47㎞のワインディングロードです。標高約1600mの山岳地帯を超え岩手山を一望できるすごい山岳風景がハイライトなんです。ここでは、そんな八幡平アスピーテラインの魅力と見どころを余すことなく紹介しますね♪

かつては観光有料道路だった

現在では無料で通行可能ですが、かつて八幡平アスピーテラインは観光有料道路でした。ただ岩手~秋田に抜けるだけでなく、山頂の見返り峠より八万樹海ラインで下山するコースを選ぶと周遊ルートで走行できます。特にここですごいのは春が訪れると現れる雪の回廊です。雪の回廊といえば立山黒部アルペンルートで有名ですが、アスピーテラインは、なんとバイクで走れてしまうんです!さらに道路上には積雪がないので、スパイクを装備しなくてもOK。雪の回廊を走れるバイカーなら一度は訪れてみたい場所ですね♪

雪壁の高さも国内屈指

八幡平アスピーテラインの雪壁の高さは国内屈指と言われています。ダイナミック感も黒部ダムには負けていないんです。その上、緯度の関係上、雪解けが遅くて、GW期間中でも十分に見ごたえがありますよ♪あと、国内屈指と言われる展望は、岩手県民の心のよりどころとして有名な南部片富士の全様相が一望できます。ハイパービューに度肝を抜かれるでしょう!植生限界を超えた頂上から、なだらかなすそ野まで、同じ高度で遠望できる異世界観抜群の風景はそうそう見当たらないでしょうね。

廃墟マニアの間で有名なディープスポットもある

八幡平アスピーテラインには廃墟マニアの間で有名なスポットがあるんです。その名は「第二軍艦島」とも呼ばれているほど。そこは松尾鉱山の廃アパート群が遠望できるんです。これは、19世紀末から昭和44年まで操業していた硫黄鉱山跡。当時の鉄筋コンクリート製アパート群はアスピーテラインからも遠望できます。また、山頂付近にはうれしいことに国内屈指の温泉もあるんです♪温泉は透明度ほぼゼロ。そこには、硫黄成分が大量に沈殿していて、泥パックが楽しめますよ♪このパックをしたいがために首都圏からくるファンも少なくないそうです。

まとめ

八幡平アスピーテラインは、国内屈指の度肝を抜かれるスポットが連続で続く超ド級ツーリングスポット。バイカーなら一度は行ってみる価値ありの場所です。ぜひこの景色をシェアしましょう♪