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防犯意識の高さをアピールしよう!

バイクカバーやガレージ有効な理由

バイクの盗難対策として有効な方法の一つは、バイクカバーで車体を隠してしまうということです。
カバーだけだとあまり防犯効果はなさそうと思う方が多いものの、カバーをかけていることで車両の種類やロックの状態が見えないため、特定の車両をターゲットにしている窃盗犯のターゲットになりにくくなります。
また、ロックの状態がわからないため休むのにどれぐらいの時間がかかるか目処が立ちません。

多くの窃盗犯は、動かすのにどれくらいの時間かかるかわからないものをあえて盗もうとはしないのです。
どれくらいリスクがあるか判断する材料がないため、抑止力が働きます。
警報が作動するのか、ロックが何個あるのかといった情報を、カバーをめくるまでわからないのはリスキー。

そもそも、オーナーではない人がバイクカバーをめくってしまうとかなり怪しまれるため、犯罪を未然に防ぐことになります。
バイクに乗っていない時は、面倒くさがらないで毎日カバーをかける習慣をつけましょう。

より高い防犯効果を発揮させたいなら、カバーだけではなく、ガレージを使ってバイクそのものを隠してしまいましょう。
狙っているものが何か分からなければ、基本的には窃盗犯は手を出してこないと考えてもよいでしょう。
闇雲に押し入っても、たいしたバイクがなければリスクに見合わないからです。

ガレージの中でバイクカバーだけではなく、どんなロックがかけられているのか全くわからない、ガレージの中に防犯カメラが設置されているかもしれないなど、盗むにはかなりのリスクを負うことになります。
最近は、10秒ほどで開け閉めできるバイク専用のシェルターなども販売されているので、ガレージがないという方は、そのような防犯アイテムも積極的に導入を検討してみると良いでしょう。

泥棒が嫌がる防犯対策が抑止力になる

大切な愛車を盗難から守るなら、防犯対策が抑止力の強いものを取り入れましょう。
基本的にどんなにロックをかけていても、プロの手にかかると、いずれは開いてしまうくらいの気持ちで対策をするのが良いでしょう。

時間をかければ解錠できるものの、時間がかかるか、大きな音が出るかといったリスクで窃盗犯は判断しています。
現場でもたついてしまうと捕まるリスクが高まるので、そんなバイクには手を出したくないと感じるわけです。
少しでも余計な時間かかると思われれば、それは抑止力として非常に有効です。

特に、自分の存在を気づかれることを嫌っている窃盗犯に有効なのは、アラーム付きのロックなどです。
大きな音が出るとバレる危険が高まるので、アラーム付きのロックがかかっている車両には、そもそも手を出さないという窃盗犯も少なくありません。
使っているアイテムの性能も大切ですが、意識が高いと思わせることが、抑止力として大きな効果を発揮します。

盗難保険には入るべき?

盗難保険の内容

交通事故が起きてしまった場合に備えて、ほとんどのバイクユーザーは、バイクに任意保険をかけています。
ただ、保険の種類によってはバイクが盗まれた場合や一部のパーツが盗まれたしまった場合には、カバーされないことがあります。
車に比べても、バイクは盗難被害に遭うリスクが非常に高い乗り物なので、保険でどこまでカバーしておくかを事前に考えておくことが大切です。

全ての任意保険が盗難に対しても補償をするわけではないということを、まず覚えておきましょう。
ほとんどの任意保険で、バイクの盗難保険は付帯保険となっているので、基本は選択式となります。
特約として車両保険を付帯することで、盗難保険も同時にかけられるという保険会社もありますが、保険料がとても高くなる傾向があります。
自動車保険のファミリーバイク特約で済ませているという原付ユーザーの方は、バイク本体に対する保証は全くないと考えておいたほうが良さそうです。

ネットで加入できるバイク保険だと大手の保険会社よりも保険料が比較的安いため、加入している方も多いと思いますが、そもそも盗難保険がないという保険会社もあります。
さらに、車両保険が付帯されている場合でも保証の内容が限られているので、盗難には対応していないことがあります。

保険料がかなり高額になってしまう、そもそも盗難保険がないとなると選択肢はかなり狭まる気がしますが、実はこのような場合盗難に特化した保険に入るのがおすすめです。
一般的な任意保険ではなく、盗難に特化した保険に入ることで、任意保険では高額になる盗難に関する補償を、比較的安価で購入できます。
事故などに関する基本的な補償は、大手保険会社やネット型のバイク保険でカバーし、必要があれば盗難保険を別で加入するという使い分けをすると良いでしょう。

例えば、現在バイクに乗ってはいないものの盗難被害に遭う可能性があるという場合には、一般的な任意保険は必要なく、盗難特化型の保険が役に立つかもしれません。
盗難特化型の保険はネットで加入ができるものが多い上、自分の希望に合わせて補償額が簡単に選べるのも魅力的です。

盗難保険に入った方がいい人

盗難被害にあった方の多くが、「まさか自分が狙われると思わなかった」と、感じているようです。
まさかと思っていても、やはりリスクの高いバイクなので、盗難保険への加入を検討するのがおすすめ。
一度盗られてしまうと、手元に無事に帰ってくる可能性はかなり低く、たとえ見つかったとしてもパーツがすでに抜き取られていたなど元の状態で返ってくる可能性は、非常に低くなります。

盗難されやすい人気車種を所有している方は、盗難リスクが高いため、盗難保険の加入がおすすめです。
さらに、ローンでバイクを購入した人も、盗難保険への加入を検討しましょう。
ローンを組んで買ったバイクが盗難に遭ってしまったら、バイクが戻ってこなくてもローンは払い続ける必要があります。
手元にないバイクのローンを払い続けるなんて悲しいことはしたくないなら、是非盗難保険に加入しましょう。

防犯登録は大事

防犯登録とは?

防犯登録と聞くと自転車のイメージが強いかもしれませんが、実はバイクにも防犯登録があります。
この制度は、盗難防止と盗難にあってしまった場合に早期発見・被害回復を目的としている制度です。
一般社団法人日本ニ輪車普及安全協会と販売店、そして警察庁が連携していて、盗難防止はもちろんのこと、早期発見を簡単にするためのシステムとなっています。

登録されたデータは警察庁に提供されるので、全国どこでも警察のオンライン網で24時間いつでもアクセスでき、所有者が確認できるようになっています。
これは不審なバイクや放置されているバイクなどを警察官が見つけた時にも、使われているシステムです。
発行されたユーザーカードを常に持っていれば、バイクの所有者確認が簡単になります。

防犯登録の方法

防犯登録は、グッドライダー・防犯登録取扱販売店で登録できます。
バイクの所有者とバイクの車両を結びつけるために必要な登録なので、引っ越した場合や苗字が変わった場合には変更登録の手続きが必要です。
登録されているバイクとその所有者は変わらないものの、住所・電話番号・ナンバープレートなどが変わる場合は、この情報変更のみで済みます。
ただ、バイクとその所有者を他人名義に変更したい場合は、新規に登録する必要があります。

防犯登録している車両を売却・譲渡・廃車などで手放す場合は、抹消登録の手続きが必要です。
他の誰かが乗っていて、バイクがトラブルに巻き込まれた場合、この抹消手続きをしていないと警察から連絡が届いてしまう可能性があります。
次にバイクに乗る方の為にも、必ず手続きを行いましょう。

防犯登録のメリット

防犯登録しておくと盗難犯に、抑止力が働きます。
防犯登録しているというステッカーを車体に貼っておくことで、「なんとなく足がつきそう」「ステッカーを剥がすのが面倒くさい」などといった理由で、ターゲットから外してもらえる可能性があります。
さらに、防犯登録をしておくことで何かトラブルが起きた場合、警察とのコミュニケーションがスムーズになります。

特に、盗難被害にあって警察に行くと、必ず防犯登録をしていたかを尋ねられます。
防犯登録に入っていることで、手続きや操作がスムーズに進むため、丁寧に対応してもらえる可能性が高まるでしょう。
防犯登録の加入者情報はデータベースに既に入っているので、バイク情報も所有者情報もはっきりと理解することができます。
大切な愛車を盗まれてがっかりしている時に警察官に冷たく対応されて、さらに落ち込まないためにも、防犯登録をしておくと良いでしょう。

また、バイクを日常的に乗っていないという方の場合、盗まれたことに本人が気づく前に警察が気づいて連絡してくれることがあります。
このような場合、防犯登録していたことによって連絡がつき、一件落着したということになります。