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ヤエーやってますか

ヤエーとは

バイクに乗っていると、ライダーたちの間だけで通用する習慣や言葉などに出逢うことがあります。
そのひとつ、「ヤエー」というのは、ライダー同士で行われる一種のあいさつです。
ヤエーはひと昔で言うところのピースサインで、仲間意識や楽しさを他のライダーに伝えるために使われます。

最近では安全運転を心がけよう!とか、マナーを遵守しよう!といった意味合いでもヤエーをするライダーが増えてきています。
ヤエーは、街を走っていて見かけることはほとんどありません。
ツーリングでバイク仲間とすれ違う際に、ヤエーで意思表示をするのが一般的です。

ヤエーという言葉が使われるようになったのは、2003年ころからのことです。
「ピースしようぜ!」というインターネット掲示板で、バイクのハンドサインについてのスレッドの中で、「Yeah!(イエー)」をまちがって「Yaeh!(ヤエー)」と記載したことが話題になり、その後、徐々にインターネット上でヤエーという言葉が流行りはじめました。

ヤエーのやり方

ヤエーのやり方はごくシンプルで、手でピースサインを作って他のライダーたちにあいさつするというものです。
ピースサインを作って手を振ったり、軽く上に上げたりなど、動作はその場その場に応じて臨機応変でかまいません。
スロットル操作をしている右手は走行中に離すことができないので、左手でピースサインを作ってあいさつします。
中には会釈で答えてきたり、ガッツポーズをしたりするライダーもいるなど、特に難しい決まりがないのがヤエーの特徴です♪

ヤエーステッカーも広く流布しているので、バイクの目立つ位置に貼るのもいいかもしれません。
通称「ヤエステ」と呼ばれているヤエーステッカーは全国的に無料で配布されているもので、全国のステッカー配布場所やバイクのイベントなどで入手することができます。
人気の高いヤエステはインターネットオークションなどで取引されていることもあるようですが、ヤエーのポリシーは非営利活動にありますので、ヤエステを売る行為はライダーとしてのモラルに反します。

ヤエーに関しての注意点

ヤエーはあくまでも自発的な行為ですので、ツーリングでライダーとすれ違う際に必ずしなければならないといういものではありません。
例えばカーブを走っているときなどは、ヤエーをしようとするとバイク操作がおろそかになり大変危険ですので、無理にヤエーをするのはやめておきましょう。
ブレーキ操作やクラッチ操作を行っている場合も同様です。

また、中にはヤエーが嫌いなライダーもいることも忘れてはいけません。
ヤエーをしたのに返してこないからといって、落ち込むのもよくありません。
過剰なアクション付きのヤエーも控えておくのが一番です!

ツーリングコースはどうやって決めていますか

ツーリングに出かけるための準備

バイクの操作に慣れはじめると、ツーリングが楽しくなってくるものですよね♪
ツーリングに出かけようと決めたら、まずはルート選びから始めましょう。
どんな道を走りたいか、何を見たいか、途中でどんなものを食べたいか、など、ツーリングコースを選ぶためのポイントはいくつもあります。
自分のバイクの腕前と照らし合わせて、最初のうちはあまりハードなスケジュールを立てないように心がけることも大切です。

ツーリングコースを決めるためには、距離や所要時間などを正しく把握するためにも、専用のツーリングルート設定アプリを利用するのがおすすめです。
ツーリングルート設定アプリには、ナビタイムジャパンが無料で提供している「ツーリングサポート」が便利です。
Web版がある他、AndroidやiPhoneでも使用することができるようになっています。

これと合わせて、ツーリング当日の天気も週間天気予報などで確認しておきましょう。
せっかくわくわくするツーリングコースを設定しても、当日が土砂降りではせっかくの計画がおじゃんです!
雨ももちろんのこと、バイクでは強風も危険な要素ですので、風速も必ずチェックしておきましょう。

ツーリングに持っていくもの

ツーリングの際に必ず持っていきたいのが、レインウェアとパンク修理剤、そしてカイロです。
日帰りの近距離ツーリングならまだしも、ちょっとしたロングツーリングで一泊する予定があるなら、急に冷え込む夜間に備えましょう。
とくに山岳部は気温が下がりやすいので、カイロは必需品です。
パンク修理剤も大切なアイテムですが、初めて使う際にはまごつくこともあると思いますので、使用方法はあらかじめ確認しておきましょう。

これ以外に、予備のモバイルバッテリーやUSBケーブルなどはツーリングには欠かせません。
スマホはツーリング中は大切なナビゲーターの役割を果たしてくれますので、大容量のモバイルバッテリーがあれば安心です。
それから、食事が合わなかったときのことを考えて胃腸薬を持参するのもおすすめです。
目に虫などが入ってしまうことも珍しくないので、目薬も必ず持参しましょう。

ツーリングに出かける際の注意点

ツーリングに出かける前日には、ガソリン量なども確認しておきます。
「途中にガソリンスタンドがあるからそこで入れればいいや」と思っていたら、工事中!なんていうこともあり得ます。
できれば満タンにして、ツーリングに臨みたいものです。

もちろん、体調管理も大切なポイントです。
間違っても、ツーリング前日に深酒をしたり、夜更かしをしたりしないようにしましょう。
ベストコンディションを心がければ、ツーリングもより楽しいものになるに違いありません。

ガス欠症状には気を付けよう

ガス欠症状とは

バイクに乗っていて、「なんとなくエンジンの回転数がおかしい!」「エンジンが止まってしまう」といった症状に見舞われたことはありませんか?
ガソリンは十分に入れてあるはずなのに、まるでガス欠のような状態になる場合には、「ガス欠症状」が起こっているのかもしれません。
ガス欠症状というのは、なんらかの原因によってガソリンがスムーズに供給されなくなった際に起こる状態のことで、ガス欠とは違います。

単なるガス欠であれば、ガソリンスタンドに入って給油をすればそれで問題は解決します。
ところが、ガソリンはあるのにまるでガス欠のような症状が見られる際には、注意が必要です。

キャブレター車の場合であれば、燃料コックをリザーブに切り替えれば予備のガソリンを使って少しの距離を走ることができますので、ガソリンスタンドにたどり着くには十分でしょう。
キャブレター車ではない場合には、タンクを左右に振れば少しの距離はかせぐことができます。
愛車がどのくらいのガソリン量でどのぐらいの距離走れるのかを普段から把握していれば、ガス欠になってしまう心配もありません。

ただのガス欠との違い

ただのガス欠であれば、問題は簡単に解決できます。
ところが、ガス欠でもないのにガス欠症状が出てしまう場合には、原因を突き止める必要があります。
たとえば、液体ガスケットがはみ出している場合にがガス欠症状になることがあります。
液体ガスケットがはみ出すとガソリンの流れを止めてしまうので、キャブレターやタンクを取り付ける際に注意しなければなりません。
タンク内にガソリンがたくさん入っていれば、たとえ液体ガスケットがはみ出していてもガソリンは出てきますが、ガソリンが残り少なくなっているとガソリンの流れがせき止められてしまいます。

また、燃料ポンプが故障してしまい、圧送不良を起こしているような場合にもガス欠症状が出てしまいます。
燃料ポンプの故障は自分の目では判断しにくいので、できるだけ早くバイクショップで見てもらうことが大切です。
新しいものと交換してもらうことで、ガス欠症状は解決します。

ガス欠症状が出たときの対策

バイクが故障しているわけでもないのにガス欠症状が出る原因として考えられるのは、キャブレター車でガソリンコックをONにしたまま走っている場合です。
ですから、ガス欠症状が出たら、まずはガソリンコックがONになっていないかどうかを確認しましょう。
ONになっていた場合には、RESに切り替えるだけで問題は解決します。

燃料キャップが新しい場合にもガス欠症状が出やすいので、キャップを開けた状態でエンジンがかかるかどうかチェックしてみるのもおすすめです。
キャップの穴が塗料などで詰まっていると、ガス欠症状が出ます。